2008年10月21日火曜日

「旧白洲邸 武相荘−ぶあいそう」に行きました。

先週の連休、秋晴れに誘われて以前からずっと行きたかった「武相荘」に行ってきました。

「武相荘」は、白洲次郎氏と白洲正子氏ご夫妻の旧住居を一般に公開しているもので想像していたとおり、すてきなところでした。

次郎氏、正子氏それぞれが多くの人を引き付ける魅力にあふれていると同時に、お二人のパートナーとしての「関係」に多くの人が魅力を感じ、強いあこがれを持つのだということが、ここ「武相荘」を訪ねて改めてよくわかりました。

現代の若者にもあこがれの存在である白州次郎氏の、無条件にかっこよくて華やかな人物像の裏に創造を超えた孤独を感じ、胸が熱くなりました。

いずれにしても、このお二人をひとことで表せば「超かっこいい!」だと思います。

家に帰って白州正子氏の本をすぐに読み返したくなり、帰りの電車の中はウキウキ気分。 片道1時間半の近場なのに、すてきな小旅行となりました。

今回の「武相荘」行きは私が依然から白州正子さんファンだったことがまずありますが、ギャラリーとしての「武相荘」を見学したかった、という気持ちもありました。

「武相荘」と「ケミレス・ギャラリー」はその趣旨も趣も全く異なるものですが、「伝えたい強いものを一般に公開する」という点で共通するのではないかと思います。

この点でも学ぶことの多い「武相荘」行きでした。

写真はかやぶき屋根が美しい母屋と光線がきれいだったので思わず撮った紅葉前の紅葉(母屋前の庭)です。受付H