2012年5月23日水曜日

またまた、バード・ストライク!!


みなさま、こんにちは!

昨日千葉では、寒い風が吹き、雨も激しく降って冬に逆戻りしたかのようでした。今日は打って変わって快晴で、熱いくらいに太陽が照っています。みなさまのお住まいの地域ではいかがでしょうか。

さて、今日、またまたケミレスタウンのテーマ棟1階のガラスに、鳥がぶつかって落ちていたのを、スタッフSが見つけました。とても小さなキツツキのような鳥です。別のスタッフが「コゲラという鳥ではないか」というので、ネットで調べたところ、まさしく、その通りのようです。


面白いのが、コゲラの英語の名称が「Japanese Pygmy Woodpecker(ジャパニーズ ピグミー ウッドペッカー)」であることです。ピグミーですよ、ピグミー。面白い名前ですね。このコゲラ、体長が15センチ程度で、スズメほどの大きさで、日本にいるキツツキの仲間では最も小さい、とウィキペディアにはありました。

ケミレスタウンのある千葉大学柏の葉キャンパスには緑が多いので、たくさんの野鳥がきれいな鳴き声を聞かせてくれて、仕事をしていても癒されます。私は高血圧なのですが、じーっと野鳥の声を聞いてから血圧を測ると正常値に戻っていることがあります。たまたま、なのかもしれませんが、自分が鳥の鳴き声を聞いているのが好きなので、脳がうっとりするのかもしれませんね。

皆さんの周りにもきっとかわいい野鳥が飛んでいることでしょう。(戸髙)

2012年5月18日金曜日

ノウサギがいました!

ケミレスタウン、テーマ棟の周辺で、最近、何度かノウサギを見かけました。

まだ子どもらしく、警戒心も薄いようで、今日は写真を撮る事に成功!(少しピンボケですが)

フィールドセンター内もどんどん開発されて、野生動物の住む場所が少なくなっています。

ケミレスタウンの周辺は、現在草がグングンと伸びており、少々見苦しいかと思いますが、ノウサギの住環境とご理解頂ければ幸いです。

2012年5月11日金曜日

ケミレスタウンの白樺 ④


ゴールデンウイークが終わって2週間ぶりにケミレスタウンに来たら、白樺の葉は青々と立派に成長していてすっかりたくましい青年?になっていました。

木の芽や花の蕾は開き始めるとあっという間ですが、硬い芽や蕾の時間がとても長く感じられます。
人の目には見えないところで、長い準備の時間が必要なのでしょうか。

緑の葉、木肌の白、青い空、これぞさわやかな初夏のコーディネイトですね。
(写真より本物のほうがずっと鮮やかです。撮影技術が未熟ですみません。)

今日のケミレスタウンは少し強い風のせいで、木々の緑がゆれながらキラキラと光っています。

お散歩をかねて、新緑のケミレスタウンにぜひおいでください。
お待ちしております。

         ケミレス・ギャラリー 長谷川

2012年4月20日金曜日

ケミレスタウンの白樺 ③


この1週間は春らしいポカポカ陽気あり、暖房が必要なほど肌寒い日あり、
と気温のアップダウンが激しかったのですが、ケミレスタウンの白樺は
しっかりと葉が大きくなり、緑が濃くなってきました。

白樺の周りの木々も一斉に若葉を出し始めました。
夜中にこの木々の中に立っていたら、あちこちから木々が芽吹く音が
聞こえるのでは?と想像してしまいます。

色とりどりの緑と花のケミレスタウンを散策しながら、ぜひお気軽にケミレス・
ギャラリーを見学してください。お待ちしております。

ケミレス・ギャラリー 長谷川

八重桜がきれいです




みなさま、こんにちは!
いよいよ八重桜がきれいに咲きだしました。

柏の葉キャンパスからつくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅までは数種類の八重桜の並木が続いています。薄曇りの天気だとあまりきれいに写真には撮れませんが、それでもピンクのフリルのついたドレスのように見えると思いませんか?

夏鳥も鳴きだして、ついに先日はツバメが飛んでいるのを見ました。三寒四温の日がしばらくは続くと思いますが、それでももう真冬のセーターを着る気にはならないので、少しずつ暖かくなっていくことでしょう。皆さんの周りの春はいかがでしょうか?(戸高)

2012年4月13日金曜日

春の花いっせいに満開です!

みなさま、こんにちは!
今年は春が遅い、などと言っていたら、今度は春が駆け足でやってきて、追い抜いて行きそうな勢いです。

今日、ケミレスタウンではモクレンの一種、シャクナゲ、梨の花まで満開です(画像)。まだ桜が咲いているのに。例年ですと、ゴールデンウィークの頃に満開になると思うのですが。

明日14日は、ケミレスタウンのある千葉大学柏の葉キャンパスの八重桜の花祭り、
「里さくらまつり」があるのですが、肝心の八重桜はまだつぼみなのです。
なかなか人間の思い通りにはいきませんね。
この分で行くと、5月には何にも咲いていないのではないかと心配です。(戸高)









3月1日のブログで写真をアップしたケミレスタウンの白樺ですが、この2~3日の温かさで、やっと薄緑の若葉がちらほらと出てきました。(写真では見にくいかもしれませんが・・)

きっとこれからは、日に日に葉が増え、緑が濃くなってあっという間に新緑に覆われた立派な!白樺になるのでしょう。

ケミレスタウンの中にあるケミレス・ギャラリーは木曜日と金曜日が開館日です。

次の開館日、4月19日(木)に白樺がどのようになっているか?

とても楽しみです。

皆様、春たけなわのケミレスタウンにぜひいらしてください。

2012年4月9日月曜日

月曜日はバード・ストライクの日?

みなさま、こんにちは!
今日はとても暖かい日ですね。どこも桜が満開で心もウキウキ、世の中が明るく見えます。

さて、3月12日(月)のブログに書いたのですが、カワセミがケミレスタウンの建物にぶつかり、一羽は死に、一羽は私どものスタッフに助けられました。生き残ったほうはその後動物病院に治療をお願いし、数日後に病院側から無事回復したので近くの柏の葉公園に放鳥していただいた、との連絡をもらいました。本当に良かったことでした。

そして今日、今日もまた月曜日なのですが、今度はヒヨドリがケミレスタウンの実験棟のガラスにぶつかり、地面に落ちていたのを同じスタッフSが発見しました。なぜか、バード・ストライクは月曜日が多いようです。

さて、Sが箱に入れてやり保護していると、ヒヨドリは最初弱っていて目をぱちぱちさせていたそうです。しかし、午後になるとガサゴソ動きだしたので、箱を外に出すと元気よく飛び立っていったそうです。Sいわく「カワセミと比べてヒヨドリの元気なこと!」だそうです。ヒヨドリって、冬に外でキーッキーッって鳴いていまね。体も大きいし、いかにも元気な感じの鳴き方をしますよね。

それにしても、私が感心するのはスタッフSの勇気です。私は鳥が地面に落ちていても、それを拾って保護する、という勇気がありません。皆さんはいかがでしょうか。私はSに「いつかきっと鳥の恩返しがあるよ」と言っているのです。鳥にもきっと自分の命が消えかかった時に手当をしてくれた存在、ということはわかっていると思うのです。まあ、すぐ忘れてしまうかもしれませんが…。

これからの季節、いろんな夏鳥がこのケミレスタウンにはやってくると思います。今年もまたどこかに鳥の巣がつくられたり、親鳥が雛鳥に飛び方を教えたり、餌をやったりする姿が見られると思うと今からワクワクしてきます。私のお気に入りはシジュウカラです。早くあの「チュチュピーチュチュピー」という鳴き声を聞いて、屋根や木の高いところに留まって鳴いているシジュウカラの姿を探したいものです。皆さんも周囲の野鳥を観察してみませんか?

2012年4月1日日曜日

ケミレスタウンに春がきました

この時期になると毎年同じタイトルでブログを書いているような気がします。今年は春が遅かったですね。その分、まとめてどっと春の花が咲き始めました。梅と桜が同時に咲いているなんて不思議な光景ですね(画像1,2)。
 
梅の中に、とても変わった品種を見つけました。一本の梅の木ですが、ほとんどが白い花なのですが、一部ピンクです。しかも、一部の花びらは半分白、半分ピンクです(画像3)。

これがなんともきれいなんです。
それから、去年秋の大きな台風で根っこから倒れそうになった梅も、ちゃんと花咲いています(画像4)。

ど根性!私たちも見習わないといけませんね。

ところで、ケミレスタウンの中にこぶしの木があり、ちらほらと花が咲いています。先日実家に帰った際、父がこぶしとハクモクレンの違いについて調べていたのです。その際、こぶしを「辛夷」と漢字で書く理由が植物図鑑に載っていました。「辛夷」の「辛」の字は辛い、という意味ですよね。辛夷のつぼみは「辛い」のだそうです。そして、つぼみは薬用に使われるとのこと。なんと、「辛」という字が使われるにはちゃんと理由があったのです。

しかし、辛い、といってもいろんな辛さがあると思います。わさびみたいな辛さか、辛子みたいな辛さか…これは試してみなければ、と思ったので、さきほど、つぼみを一つもいできました(画像5)。

長さが3センチほどです。外から香りをかぐとさわやかないい臭いがしました。これを輪切りにしてみると、あれよあれよと言う間に黄色く変色していきました(画像6)。

そしてそっとかじってみると…いやあ、これは試してみないとわかりませんね。辛い、というか、ミントのようなミントではないような、さわやかな辛みと言いますか、とにかく試してみてください。念のため、薬用にもなるくらいですから、飲み込んだりしないで、味わって捨ててくださいね。私も飲み込みませんでした。いやあ、不思議な香りと味でした。嫌な味ではないです。「これは薬になるだろう」という味です。今日は一大発見をした記念すべき日でした。春はいろいろな楽しみがあっていいですね。皆さんも身近な春を発見して楽しんでくださいね。(戸高)

2012年3月28日水曜日

ソーラーデカスロンにケミレスが参加しています

皆さん、こんにちは。「ソーラーデカスロン」って聞いたことありますか?「ソーラー」は太陽のこと、「デカ」は「10」という数のこと。「トライアスロン」はご存知ですよね。自転車、水泳、マラソンの3種競技です。ソーラーデカスロンは、太陽エネルギーのみを使って生活する住宅を建てて、10項目について競う学生たちの国際的な大会のことです、というか、だそうです。私もまったく知らなかったのですが、千葉大学がこのソーラーデカスロンに今年初出場し、一次審査は通過したのでこの夏スペインのマドリッドで開催される本大会に出場するのです。

3月28日には、千葉大学の本部事務局で記者会見が開かれ、ケミレスの責任者の森も主催者側の真ん中に「チン」と座っていました(画像)。これまで日本からはこの協議にどの大学も参加していなかったそうです。今年たまたま千葉大学工学部の学生たちが出場しよう、となった時、いったいどこの企業が組んでくれるのか?という問題が持ち上がりました。しかし、工学部の大学院生で、ケミレスタウン・プロジェクトでも特任助教としてお手伝いしてくれている花里が、「そういえば、ケミレスには積水ハウスさんがいる」と気づき、お話を持ちかけてとんとん拍子に一緒に参加していただくことに決まりました。


ケミレスがきっかけとなったソーラーデカスロン出場、というわけです。積水ハウスさんの全面協力のもと、ケミレス関係ではクリナップさんもキッチンをご提供くださり、素晴らしい家「OMOTENASHI HOUSE」が出来上がりました。ご興味のある方はJR西千葉駅近くの千葉大学正門入ったところにありますので、見に来てくださいね。NHKの関東版でも報道されたので、ご覧になった方もあるかもしれません。

屋根の上には太陽光パネルが一面に貼られ、室内はLEDの光で満ちています。千葉大学園芸学部で作られた植物工場の小型版が導入され、畳が壁に使われたり、縁側が広くとってあったりと、なかなかユニークです。

とにかく、千葉大学にとっても明るい話題ですので、ぜひぜひ今年はマドリッドで盛り上がって、グランプリを獲得して帰ってきていただきたいと願っております。今年はスペイン・ブームを巻き起こしたいですね。オーラ!(戸高)