2008年11月10日月曜日

森教授の原稿が週刊エコノミストに掲載(11月25日号)

ケミレスタウン・プロジェクトを率いる森千里・千葉大学大学院医学研究院教授の原稿が、週刊エコノミスト(毎日新聞社刊)に掲載されます。本年11月25日付け号です。同誌の「学者が斬る」というコーナーに掲載されるもので、タイトルは「シックハウス症候群の深刻」。

ご興味のある方は、立ち読みでも結構ですので是非お読みください。内容は、業界ではすでに終息した問題と考えられがちな「シックハウス症候群」ですが、現実には被害者は出続けていること、根本的な対策が必要であることなどを訴えたものです。先月末には、国民生活センターが、過去4年間にシックハウスに関する苦情が1000件以上寄せられていると発表しており、やはり、とうてい終息した問題とは思えません。

実は私も、家具でシックハウスになった経験があるのですが、国民生活センターにはわざわざ届けませんでした。実際にはもっと多くの方が被害にあっているのではないかと思います。もっともっと多くの人に、シックハウスの問題、毎日休みなく呼吸し続ける室内空気の安全性の大事さに気づいてほしいと思います。国民生活センターの発表内容については、以下のHPをご覧ください。(戸高恵美子 千葉大学環境健康フィールド科学センター 助教)