2008年12月2日火曜日

国立台湾大学Chan先生が来訪されました。

 11月29日、国立台湾大学のChan先生と韓国の先生がケミレスタウンを見学においでになりました。Chan先生は、10月に開催された千葉大学・台湾大学共催の「サステイナブル健康科学集中講義」をアレンジしてくださった先生で私たちの台湾訪問の際には大変お世話になりました。今回は、東京大学とのお仕事で来日されていたのですが、是非ケミレスタウンをご覧になりたいというご希望で千葉大学へおいでになりました。両国の先生ともケミレスタウンには大変興味と関心をもっていただき、将来的に共同で実験、調査と教育プログラムを進めていきたいということで意見が一致しました。


Chan先生は29日の夜、文京区の鴎外荘にお泊りになるとのことで、ケミレスタウンのメンバーは鴎外荘で夕食をご一緒しました。この鴎外荘は、森鴎外の旧居でとても丁寧に補修、維持されて、現在宴席などに使われています。「舞姫」を執筆したとされる部屋も「舞姫の間」として残されています。この部屋からはお庭が見渡せ、古い感じがとても素敵です。また、縁側のガラスも厚みと凹凸のある古いガラスでとてもきれいでした。Chan先生はこの鴎外荘や文京区付近をとても気に入られ、翌朝ご帰国の前にもまわりを散歩されたそうです。今回、Chan先生とは、サステナビリティ学の教育プログラムから、現在、台湾で大変話題になっている映画(「海角7号」という映画でとても感動的だそうです。Chan先生のアシスタントの方はなんとすでに7回も観られたとか。)の話までたくさんのお話ができました。 また近いうちにお目にかかってお話をする機会があることを祈っています。再見!