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ソーラーデカスロンにケミレスが参加しています
皆さん、こんにちは。「ソーラーデカスロン」って聞いたことありますか?「ソーラー」は太陽のこと、「デカ」は「10」という数のこと。「トライアスロン」はご存知ですよね。自転車、水泳、マラソンの3種競技です。ソーラーデカスロンは、太陽エネルギーのみを使って生活する住宅を建てて、10項目について競う学生たちの国際的な大会のことです、というか、だそうです。私もまったく知らなかったのですが、千葉大学がこのソーラーデカスロンに今年初出場し、一次審査は通過したのでこの夏スペインのマドリッドで開催される本大会に出場するのです。3月28日には、千葉大学の本部事務局で記者会見が開かれ、ケミレスの責任者の森も主催者側の真ん中に「チン」と座っていました(画像)。これまで日本からはこの協議にどの大学も参加していなかったそうです。今年たまたま千葉大学工学部の学生たちが出場しよう、となった時、いったいどこの企業が組んでくれるのか?という問題が持ち上がりました。しかし、工学部の大学院生で、ケミレスタウン・プロジェクトでも特任助教としてお手伝いしてくれている花里が、「そういえば、ケミレスには積水ハウスさんがいる」と気づき、お話を持ちかけてとんとん拍子に一緒に参加していただくことに決まりました。
ケミレスがきっかけとなったソーラーデカスロン出場、というわけです。積水ハウスさんの全面協力のもと、ケミレス関係ではクリナップさんもキッチンをご提供くださり、素晴らしい家「OMOTENASHI HOUSE」が出来上がりました。ご興味のある方はJR西千葉駅近くの千葉大学正門入ったところにありますので、見に来てくださいね。NHKの関東版でも報道されたので、ご覧になった方もあるかもしれません。屋根の上には太陽光パネルが一面に貼られ、室内はLEDの光で満ちています。千葉大学園芸学部で作られた植物工場の小型版が導入され、畳が壁に使われたり、縁側が広くとってあったりと、なかなかユニークです。とにかく、千葉大学にとっても明るい話題ですので、ぜひぜひ今年はマドリッドで盛り上がって、グランプリを獲得して帰ってきていただきたいと願っております。今年はスペイン・ブームを巻き起こしたいですね。オーラ!(戸高)