1月13-15日、国立台湾大学公共衛生学院にて「室内環境および健康についての日台合同シンポジウム」があり参加してきました。このシンポジウムは台湾の科学技術庁(National Science Council)、日台交流協会の主催で開催されたもので、日本からは東京大学・柳沢先生、国立環境研究所・高野先生、東海大学・坂部先生、東京顕微鏡院・瀬戸先生をはじめとして千葉大学から森教授(医学研究院)、上野教授(キャンパス整備室)、松野講師(フィールドセンター)、戸高助教(フィールドセンター)が室内環境と健康について、化学物質の分析、街づくりについて環境や医学、都市計画の面からの講演を行いました。台湾大学からも多くの先生方から台湾における環境問題や調査結果、健康についての講演がありました。また、台湾大学や千葉大学の大学院生の参加も多く、質疑応答も活発に行われ実り多いシンポジウムとなりました。
シンポジウム後の会議では台湾と日本の間の学術交流について話し合われ、大学院生を対象とした共有の講義や2011年度の日本臨床環境医学会でのシンポジウムの計画などが決まり、大きな一歩が踏み出されたと思います。
シンポジウムはかなりハードスケジュールで行われましたが、夜はとてもおいしい中華料理と台湾大学の皆様とのおしゃべりを満喫でき、楽しい訪台となりました。シンポジウムをオーガナイズしてくださった台湾大学公共衛生学院、国際健康センターの皆様、本当にありがとうございました。