12月7日から10日まで米国マイアミで開催されたPPTOXⅡ(Prenatal Programming and Toxicity)に参加してきました。ヒトの胎児期や新生児期はもっとも感受性が高く、その時期に受ける環境影響が後の人生に及ぼす影響について様々な面から話し合われた学会でした。次世代の子供たちが健やかに過ごせるような環境を考えていくことがどれほど重要なことかあらためて認識した学会でもありました。
2010年1月29日金曜日
2010年1月28日木曜日
昨年のことですが・・・②(ミネソタ)
2009年10月29日から11月7日まで米国ミネソタ州を訪問しました。この訪米は、拠点交流校であるミネソタ大学を訪問し、UMore Parkを視察することとミネアポリスで開催されたISES(国際曝露学会)に参加し発表するためでした。
初冬のミネソタは、訪問中に雪がちらついたりすることもあってとても寒かったのですが(1月に訪問した人たちはミネソタの寒さはこんなものではない、と、言い張っていましたが。)大学キャンパス内は地下道(Gophers:ジネズミとよばれています。)でつながっていて、本格的な雪の時期は外に出ないで大学内を行き来できるようになっていました。また、ミネアポリスのダウンタウンのビルはスカイウォーク(sky way systems)でほとんどがつながっており、どこへ行っても迷路を歩いているような感覚でした。
Umore Parkとはミネソタ大学主導で展開されている公衆衛生の観点からの街づくり計画で、今後25-30年で人口3万人を想定した面積7,700エーカー(自然保護地2,700エーカー含む)の街を作るという壮大なものです。ミネソタ大学のトスカーノ先生に案内していただき、私たちが訪れたときは、プロジェクトは始まったばかりでまだなにもない工場跡地、荒野や実験農場がつづいていましたが、これらが市民の健康と福祉に重点をおいた素晴らしい街に生まれ変わるかと思うととても楽しみです。
初冬のミネソタは、訪問中に雪がちらついたりすることもあってとても寒かったのですが(1月に訪問した人たちはミネソタの寒さはこんなものではない、と、言い張っていましたが。)大学キャンパス内は地下道(Gophers:ジネズミとよばれています。)でつながっていて、本格的な雪の時期は外に出ないで大学内を行き来できるようになっていました。また、ミネアポリスのダウンタウンのビルはスカイウォーク(sky way systems)でほとんどがつながっており、どこへ行っても迷路を歩いているような感覚でした。
Umore Parkとはミネソタ大学主導で展開されている公衆衛生の観点からの街づくり計画で、今後25-30年で人口3万人を想定した面積7,700エーカー(自然保護地2,700エーカー含む)の街を作るという壮大なものです。ミネソタ大学のトスカーノ先生に案内していただき、私たちが訪れたときは、プロジェクトは始まったばかりでまだなにもない工場跡地、荒野や実験農場がつづいていましたが、これらが市民の健康と福祉に重点をおいた素晴らしい街に生まれ変わるかと思うととても楽しみです。
ISES(国際曝露学会)はミネアポリスのマリオットホテルで開催されました。我々の関心のある室内空気環境についての発表が多く、大変勉強になりました。特にアジアにおいての環境のシンポジウムでは森教授の講演を含め、日本、韓国、台湾での事例が紹介され、質疑応答も活発に行われました。 そのほかに千葉大学からは戸高、持田、中岡、花里が発表をおこないました。
2010年1月22日金曜日
昨年のことですが・・・①
ブログの更新をずいぶん怠っていますが、ケミレスタウンでは、変わらずプロジェクトの推進をしています。昨年おこなったシンポジウムや学会発表について遅ればせながらご報告していきます。
① 国際ワークショップ
ブログではお知らせをしていましたが、2009年10月15,16日に千葉大学環境健康フィールド科学センターのシーズホールで「International Workshop on Health, Environment and Town/Life Planning for Sustainable Welfare Society (持続可能な社会に向けた健康、環境と街づくりについて国際ワークショップ)」が開催されました。このワークショップは千葉大学サステイナビリティ学アソシエーション(CARSS)が主体となって開催したものですが、「公衆衛生、予防医学、街づくり」のテーマでのセッションではケミレスタウンプロジェクトおよび予防医学センターが主となってワークショップを進めました。
公衆衛生学および予防医学の観点からの街づくりを考えるために米国ミネソタ大学のフィネガン公衆衛生学部長、トスカーノ教授、ドイツ・ベルリン医科大学カジュマチェック教授、韓国仁済大学キム准教授、台湾・国立台湾大学チャン教授、メディポリス医学研究財団永田先生、韓国・延世大学南教授など素晴らしい先生方においでいただき、講演と活発な議論が続きました。
NPOケミレスタウン推進協会では、住居ラボ1(積水ハウス)のリビングルーム、洋室についてプロトタイプ認証第2号をだし、15日の最後のセッションでその発表をしました。 また、15日はケミレスタウンツアーおこない、夜のレセプションパーティはケミレスタウンのテーマ棟および住居ラボ1にて開催されました。
2010年1月5日火曜日
あけましておめでとうございます
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