8月27,28日に旭川市民文化会館で開催された第16回日本免疫毒性学会学術大会にケミレスメンバー(森、戸高、中岡、花里)が参加しました。今回の学術大会テーマは「子どもと免疫」で、さまざまな角度から次世代を担う子こどもたちを守るために研究発表がおこなわれました。そのなかのシンポジウム「子どもと免疫」では森教授は招待講演として「胎児の複合汚染とアレルギー疾患との関連、そして次世代の健康を守るための化学物質の健康診断システム 」を発表いたしました。そのほか戸高、中岡、花里は「難燃剤を含めた室内空気中揮発性化学物質(VOC)によるシックハウス症候群の現状と対策」「ウェブサイト上のシックハウス症候群予防のための化学物質感受性スクリーニング“ケミレス必要度テスト”の有効性について」「化学物質による健康影響を予防するためのまちづくりの提案」でそれぞれポスター発表をしました。
学会では特別講演として、旭山動物園の元園長小菅氏の講演もありました。旭山動物園の特徴である行動展示、能力展示はすべてサイエンスベースドであることにあらためて納得し感激しました。
夏の旭川は涼しく、さわやかでとてもきれいな街でしたが、厳しい冬の旭川で、元気に行進するペンギンや楽しく遊ぶホッキョクグマにも会ってみたいと思います。