みなさま、こんにちは!
今日はとても暖かい日ですね。どこも桜が満開で心もウキウキ、世の中が明るく見えます。
さて、3月12日(月)のブログに書いたのですが、カワセミがケミレスタウンの建物にぶつかり、一羽は死に、一羽は私どものスタッフに助けられました。生き残ったほうはその後動物病院に治療をお願いし、数日後に病院側から無事回復したので近くの柏の葉公園に放鳥していただいた、との連絡をもらいました。本当に良かったことでした。
そして今日、今日もまた月曜日なのですが、今度はヒヨドリがケミレスタウンの実験棟のガラスにぶつかり、地面に落ちていたのを同じスタッフSが発見しました。なぜか、バード・ストライクは月曜日が多いようです。
さて、Sが箱に入れてやり保護していると、ヒヨドリは最初弱っていて目をぱちぱちさせていたそうです。しかし、午後になるとガサゴソ動きだしたので、箱を外に出すと元気よく飛び立っていったそうです。Sいわく「カワセミと比べてヒヨドリの元気なこと!」だそうです。ヒヨドリって、冬に外でキーッキーッって鳴いていまね。体も大きいし、いかにも元気な感じの鳴き方をしますよね。
それにしても、私が感心するのはスタッフSの勇気です。私は鳥が地面に落ちていても、それを拾って保護する、という勇気がありません。皆さんはいかがでしょうか。私はSに「いつかきっと鳥の恩返しがあるよ」と言っているのです。鳥にもきっと自分の命が消えかかった時に手当をしてくれた存在、ということはわかっていると思うのです。まあ、すぐ忘れてしまうかもしれませんが…。
これからの季節、いろんな夏鳥がこのケミレスタウンにはやってくると思います。今年もまたどこかに鳥の巣がつくられたり、親鳥が雛鳥に飛び方を教えたり、餌をやったりする姿が見られると思うと今からワクワクしてきます。私のお気に入りはシジュウカラです。早くあの「チュチュピーチュチュピー」という鳴き声を聞いて、屋根や木の高いところに留まって鳴いているシジュウカラの姿を探したいものです。皆さんも周囲の野鳥を観察してみませんか?