3月28日には、千葉大学の本部事務局で記者会見が開かれ、ケミレスの責任者の森も主催者側の真ん中に「チン」と座っていました(画像)。これまで日本からはこの協議にどの大学も参加していなかったそうです。今年たまたま千葉大学工学部の学生たちが出場しよう、となった時、いったいどこの企業が組んでくれるのか?という問題が持ち上がりました。しかし、工学部の大学院生で、ケミレスタウン・プロジェクトでも特任助教としてお手伝いしてくれている花里が、「そういえば、ケミレスには積水ハウスさんがいる」と気づき、お話を持ちかけてとんとん拍子に一緒に参加していただくことに決まりました。
屋根の上には太陽光パネルが一面に貼られ、室内はLEDの光で満ちています。千葉大学園芸学部で作られた植物工場の小型版が導入され、畳が壁に使われたり、縁側が広くとってあったりと、なかなかユニークです。
とにかく、千葉大学にとっても明るい話題ですので、ぜひぜひ今年はマドリッドで盛り上がって、グランプリを獲得して帰ってきていただきたいと願っております。今年はスペイン・ブームを巻き起こしたいですね。オーラ!(戸高)