2009年1月28日水曜日

梅の花が咲きました

フィールドセンター正門から千葉大学の敷地に入って右手に、梅の木がたくさん植えられています。その梅がほんの少しですが、咲き始めました。

2009年1月26日月曜日

衆議院議員会館で森教授が講演をおこないました


  1月22日(木)衆議院第一議員会館において森教授が「化学物質:未来世代の体内汚染クライシス~そのメカニズム~」というタイトルで講演を行いました。今回の講演は水循環基本法研究会(共同座長会代表:中川秀直議員)の中間報告において特別講演を依頼されたもので、田中康夫議員の「コモンズとしての水循環のあり方」という講演もありました。多忙な折り、また寒い雨の日にもかかわらず国会議員の先生方50人以上をはじめとして多くの方に来ていただきましたが、未来世代の健康を守るために私たちが今何をするべきか考えていただけたことと思います。このような機会を与えてくださいました水制度改革国民会議の松井先生、稲葉先生に感謝いたします。

2009年1月23日金曜日

「第71回 食と環境のセミナー」で森教授が講演を行います

第71回 食と環境のセミナー
“ケミレス”化学物質を削減した社会作り~シックハウスへの対応~

近年、新築の建物の中で建材から揮発する化学物質などに反応し、頭痛やめまいなどを生じる「シックハウス症候群」が問題になっています。原因物質としては、建材そのものから発生するもののほか、家具やカーテン、電化製品などから発生する化学物質が考えられますが、原因物質がわからない場合もあります。また、小児アレルギーの増加原因の一つとしても室内環境の変化が挙げられています。

このような中で、化学物質をできるだけ減らした住宅や学校造りを提案するケミレスタウンプロジェクト(※1)が進められています。今回は最新のシックハウスへの対応について、このプロジェクトに関わる専門家によるセミナーをご案内します。

※1 : 千葉大学と共同研究契約を締結した企業とがN POケミレスタウン推進協会を立ち上げ、化学物質を低減した居住施設群を千葉大学環境健康フィールド科学センター(千葉県柏市)内に建設し、シックハウスを疑われる子供の患者さまとそのご家族を主な対象として、シックハウス症候群に住環境が及ぼす影響の実証研究を行うものです。


日 時平成21年2月18日(水)13時30分~16時30分 (受付13時より)
会 場中央区立日本橋社会教育会館 8階ホール
(東京都中央区日本橋人形町1丁目1番17号)
内 容

森 千里







「シックハウス症候群への予防医学的対応」
森 千里

千葉大学 大学院教授



瀬戸 博







「シックハウス症候群の原因となる主な化学物質について」
瀬戸 博

(財)東京顕微鏡院 技術参与



福原 敦志







「オフィス家具メーカーのシックハウス対策」
福原 敦志

(株)イトーキ マーケティング本部 中央研究所 R&D推進部



松下 和彦







「ハウスメーカーのシックハウス対策」
松下 和彦

積水ハウス(株) 技術研究所 健康環境グループ



戸高 恵美子







コーディネーター
戸高 恵美子

千葉大学

定員200名(先着順)
参加費無料
お申込み事前のお申込が必要です。
Faxにてお申込みください。

■FAXでのお申し込み
 FAXお申し込み用紙(PDF:316KB)に必要事項をご記入の上、
 FAXにてお送りください。Fax送信先:03-3663-9685

Faxお申込み

締め切り後に受講ハガキをお送りいたします。
郵便事情により到着が遅れる場合もあります。

当日はお送りした受講票をお持ちください。
受講票がない場合は入場できません。


ご記入いただいた個人情報は、
当法人にて適切に保護、管理いたします。
主催財団法人東京顕微鏡院 食と環境の科学センター
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町44-1
TEL. 03-3663-9697 / FAX. 03-3663-9685


↑リンク先ホームページを下へスクロールしてください。

2009年1月21日水曜日

ミネソタ便り

 1月12日から17日まで森、戸高、松野と千葉大学医学部公衆衛生学教室の羽田先生がミネソタ大学公衆衛生学部を訪問し千葉大学とミネソタ大学の部局間交流について、および公衆衛生や母子保健のコホート調査などについて議論、情報収集をしてきました。その際に戸高から送られてきたミネソタ便りのご紹介です。

 皆様お疲れ様です。
今日はお酒が足りなかったせいか、眠くないので、ミネソタ報告を。

 気温は毎日低いです。モントリオールにいた頃は、すっかり慣れていたのに、感覚を忘れていました。今日はマイナス19度でしたが、よく晴れて風が強いため、体感温度はもっと低く感じました。また、今日はダイヤモンドダストがきれいに見えました。日本でもよく旭川で観察された、とかいってニュースになっていますね。

 今日はついうっかりと、大学からホテルまで、トンネルではなく地上を歩こう、道一本挟んですぐだから、ということになってしまい、なんと出口を間違えたために数百メートル外を歩くはめになってしまいました。

 すっかり忘れていた、「目が寒い」感覚と寒さのあまり呼吸が苦しくなるという症状を体験しました。もし何キロも歩いたら、寒さのあまり発狂すると思います。「寒い」をとっくに通り越して「痛い」感覚、「絶望的な」感覚、「死にたくない!」という感覚、というと少しはわかっていただけますでしょうか。

 ミネソタ大学の先生方とお会いすると、皆さん「こんな気温でごめんねー」とおっしゃいます。こんなに寒いのは久しぶりなのだそうです。

 しかも、私たちが日本に帰ると、「0度」くらいに「暖かく」なるそうなのです。まさしく冬将軍をつれてきてしまったようです。

 明日の天気はどうでしょうか。最後の日くらい暖かくなるとうれしいのですが。 明日はミネソタ大学のInternational Partyに参加する予定です。もうそろそろ、日本のおそばかラーメンかが食べたいです。



 戸高恵美子(千葉大学環境健康フィールド科学センター 助教)

三井不動産の方が見学に来られました

 1月20日(火)午後に三井不動産の方13名がケミレスタウンの見学に見えました。残念ながら、テーマ棟の改修工事の都合でギャラリーのビデオなどを作動できませんでしたが、ゲストハウス(戸建型実験棟)を見ていただきました。。「街をつくる仕事」をされている方たちにとってこのケミレスタウンはどう映ったでしょうか。わずかな時間でしたが環境ユニバーサルデザインのコンセプトを少しでも体験していただけたのなら幸いです。

テーマ棟改修工事が進んでいます(その2)

 ケミレスタウンテーマ棟内環境医学診療科の改修工事のため、床、壁、天井部分がとりはずされ、コンクリートがむきだしになっています。これから換気、養生をして2月はじめに空気質測定を実施する予定です。シックハウス症候群など室内環境由来の疾病で受診を希望される方にとっても快適な空間であるように慎重に改修をすすめていきます。

2009年1月15日木曜日

テーマ棟改修工事が進んでいます


 2009年にはいってテーマ棟診療科部分の改修工事が始まりました。設備機器を取り外して、現在は壁などを取り壊しています。ギャラリーの閉鎖などではご迷惑をおかけしていますが、よりよい室内環境をめざしていますので公開までもうしばらくお待ちください。


                                           
 また、プレハブ実験棟B(3棟のうちの真ん中部分)では、実験棟Aとは違うガスバリアシート(シュペレンシート)を貼る工事をしています。このシート貼付後、再度この実験棟室内空気測定をする予定です。
 この工事と併せて、プレハブ実験棟内装などシックハウス症候群をひきおこしにくい居室ユニット作製についてもうち合わせが進んでいます。

2009年1月9日金曜日

冬の測定がはじまりました


戸建型実証実験棟は季節毎に気中濃度を測定しています。冬の測定として1月8,9日に各実験棟2カ所づつと外気の測定を始めました。この測定は東京都健康安全研究センターのご協力のもとに24時間空気捕集をおこない、VOC、アルデヒド類、SVOCの116物質を分析するものです。 また、同時にプレハブ実験棟の室内空気質測定も行っています。

2009年1月6日火曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
ケミレスタウンはおだやかな新年をむかえました。


次世代の健やかな未来を守るため
本年も精進をしてまいりたいと思います。
皆様のご協力、ご支援をなにとぞよろしくお願いいたします。
             

                   2009年1月
                           NPOケミレスタウン推進協会事務局