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2010年2月24日水曜日

梅の花が満開です。

 寒かった先週とはうってかわって今日は春のような陽気のケミレスタウンです。住居ラボ4(高千穂棟)の横にあるかわいい梅園の梅の花も色とりどりに咲きそろい、とてもいい香りが漂っています。明日は、京都の北野天満宮では梅花祭が行われるようです。また、国立大学の入試・前期日程も行われます。千葉大学を志望している受験生のみなさまのご健闘を祈っています。明日も今日と同じようにいい陽気だといいですね。

2010年2月18日木曜日

見学会を開催しました。

 18日は明け方から雪が降り、ケミレスタウンではこの冬何度目かの一面銀世界の朝を迎えました。スタッフがおおわらわで雪かきをし、午前中に千葉県県議会議員の方々、午後には建築研究開発コンソーシアムの方々のご見学をお迎えしました。雪は午後には溶けましたが、空気が冷たい中、皆様熱心にご覧いただきました。
 
 ケミレスタウンでは、日時がこちらの都合と合えば、企業・学校関係者で10名以上を対象として有料で公開講座(見学会)をおこなっております。教授の森の講義を聞いていただいて、ケミレスタウン住居ラボ、ギャラリーのご案内をいたします。ご希望がありましたら、千葉大学環境健康フィールド科学センター内ケミレスタウン推進室(FAX:04-7137-8180)までどうぞ。

2009年10月20日火曜日

戸建住宅型実験棟プロトタイプ認証をだしました。

 10月15日、NPOケミレスタウン推進協会はケミレスタウンプロジェクトの参画企業のひとつである積水ハウス株式会社が建設した実験棟内の洋室・リビングルームについて「プロトタイプ認証」をだしました。これはこの2部屋が竣工後、室内空気における化学物質(TVOC)のレベルが安定して低く保たれていたためです。さらに「キッチンのステンレス流し台(クリナップ製)」および「ケミレス教室のデスクセット(イトーキ製)」についてもプロトタイプ認証をだしました。今回の認証は本年5月にシックスクールを予防することを目的とした「ケミレス教室」に対して出した第一号プロトタイプ認証に続く第二号の認証です。これらは「プロトタイプ(試作品)認証」というとおり、まだ完璧ではありませんが、プロジェクトでは、よりよい住宅環境を目指してさらに研究を推進してまいります。

2009年7月16日木曜日

韓国・釜山大学から来訪がありました

 7月15日(水)韓国の釜山大学の学部生の方たち4人がケミレスタウンの見学に来られました。釜山大学ではエコキャンパスを作るプロジェクトに参加されているとのことで、ケミレスタウンプロジェクトのホームページをみて興味を持ったそうです。私たちのホームページは日本語だけでしたので、正確に理解いただくためにまずプロジェクトの概要を説明したあと見学をしていただきました。みなさんの熱心でまじめな姿に、案内する私たちもとてもうれしく思いました。今回の訪日については韓国政府から渡航費の補助がでているそうですが、プランを立てたり、見学先の交渉などはすべて学生たちが行っているそうです。ケミレスの見学も直接彼らから電話を受けて実現しました。釜山大学の学生たちの行動力と研究に対するまじめな姿に感動し、今回の見学が何らかの役にたってくれればと願っています。

2009年7月14日火曜日

見学会を開催しました

本日の見学会には、快適住まい環境研究会24名様が参加されました。

参加されたのは、看護大学の学生さん、介護施設の方、建築会社の方、福祉機器会社の方、福祉住環境コーディネータの方などで、遠く新潟よりお越しいただきました。


学生さんは、新潟県立看護大学の学生さんで、「快適住まい環境研究会」というサークル活動をされているそうです。

ケミレスの輪が徐々に広がっているのを感じます。

真夏のような暑さの中、皆様お疲れ様でした。

2009年7月7日火曜日

臨床環境医学会で発表しました

 7月3,4日に岡山・さん太ホールで開催された第18回日本臨床環境医学会学術集会に参加しました。ケミレスチームは4日午前の一般口演5(座長:森教授)の中で花里研究員「ケミレスタウン・プレハブ実験棟における室内揮発物質の遮蔽及び低減方法に関する研究」、中岡研究員「シックハウス症候群予防のための化学物質感受性スクリーニング“ケミレス必要度テスト”のウェブサイト上での開発」、戸高助教「予防医学を考慮した「環境ユニバーサルデザイン」による街づくりの必要性-ケミレスタウンを例に-」の3題の発表を行いました。
 梅雨の最中でしたが、参加の皆様の日頃の行いがよいせいか、この日はお天気もよくさわやかな初夏の陽気でした。再来年(2011年)の日本臨床環境医学会は、千葉大学柏の葉キャンパスで開催する予定です。

2009年6月30日火曜日

ヨーロッパ出張に行ってきました

6月18日から28日まで、森教授、戸高助教、中岡の3人がコペンハーゲン(デンマーク)・ブリストル(イギリス)・パリ(フランス)へ出張してきました。11日間のハードスケジュールでしたが得られたものも多く充実したものとなりましたのでご報告いたします。


【コペンハーゲン】 6月19日、パリを経由してデンマークの首都コペンハーゲンに到着しました。到着時の気温は13℃、街を行き交う人たちの冬のような服装にちょっと驚きでしたが、雨が降ると本当に寒く傘をさす手がかじかんできて、みんなが着ているニットのセーターにも納得しました。滞在したのはコペンハーゲンから電車で30分くらいのベドベクという海沿いの街で、きれいなデザインの街並みと美しい花々が印象的なところでした。


 このベドベクにある東海大学ヨーロッパ研修センターで開催されたセミナーに我々は参加したのですが、センターからは海が見渡せ、そのむこうにはスウェーデンの街を見ることができました。私たちは北欧の美しさに感激すると同時に、こんなに美しい場所にセンターを持っている東海大学をとてもうらやましく思いました。
 セミナーではテーマであるエピジェネティックについて森教授が「Epigenetic alteration induced by fetal and neonatal exposure to retinoic acid and endocrine disruptors including diethylstilbestrol (DES) 」の講演を行いましたが、参加された方々が皆、とても熱意をもっておいでで、質疑応答も活発に行われました。また、最先端の研究が次々と発表され私たちもエピジェネティックについて大いに学ぶことができました。
 夏至間近でいつまでも明るく輝く白夜のデンマークで、セミナーに参加できたことはとても幸運でした。


【ブリストル】6月22日、朝早くコペンハーゲンを出発し、パリ経由でブリストルに向かいました。途中のパリで、手荷物検査もすませあとは飛行機に乗り込むだけという時に、なんということか、予定していたブリストル便がキャンセルされてしまいました。どうにか次の便に乗り込むことができ、その日のうちにブリストルに到着しましたが、パリでは8時間も空港に閉じこめられ、ブリストルには20時間ほどの短い滞在となりました。
 
 それでも、23日の午前中はブリストル大学のGordon教授をはじめNess 教授Dr. Lewis と公衆衛生大学院のこと、小児コホートスタディのことについてディスカッションをし、午後は先日のWHOシンポジウムでおめにかかったGording先生と小児コホートスタディについてお話を伺うことができました。ブリストル大学はイギリスでも有数の大学で、特に母子コホート研究については多くの経験と成果をもっています。これから小児コホートを進めていきたいと願っている私たちにとっては大変参考になりましたし、お互いに多くのことを話し合うことができました。 本当に短い滞在でしたが、ブリストル大学の先生方の次世代の子供たちの健康と環境を守ろうという強い思いに私たちも励まされ、ケミレスタウンプロジェクトに対する気持ちを新たにしました。



【パリ】パリの天気は一日のうちでもころころ変わり、涼しいのか暑いのか、晴れているのか雨なのかよくわからない安定しない日の連続でした。でもパリに着いた日がちょうどバーゲンシーズンの始まりだったようで、街中が人、人であふれかえり、おしゃれな人たちを眺めるだけでも楽しくなりました。また、たくさんのショッピングバッグを持った付き人を従えて、ブランドのお店に入って行くアラブの国のマダムを見たり、日本で有名な女優さんを見かけたり、パリの優雅な一面を見ることができました。

 パリではICSHD2009(International Conference on Sustainable Human and Social Development)に参加し中岡がケミレスタウンプロジェクトの概念であるSustainable Health Science およびEnvironmental Universal Designについて発表をしました。ケミレスタウンはこれらの概念の試みであり、私たちのプロジェクトは、環境から影響を受けやすい胎児や子供たちを基準にした街づくりや環境改善型予防医学を提案していることを海外にも伝えることができればと願っています。

2009年5月25日月曜日

中間報告会を開催しました

5月13日(水)、学校、報道関係の方々においでいただきケミレスタウン・プロジェクト中間報告会を千葉大学環境健康フィールド科学センター、シーズホールにて開催しました。この報告会では、ケミレスタウン講義室を学校教室のプロトタイプとして認証することを発表し、「シックスクール症候群」を引き起こしにくい空間づくりを社会に提唱しました。学校などの室内環境が原因で「シックスクール症候群」に苦しむ子供たちがすこしでも減り、彼らが健康で快適な生活を享受できる街づくりの第一歩となることを願っています。
 この日は同時にユニラボ(ユニットラボラトリー/居室ユニットの提案)や住宅ラボ(戸建型実証実験棟)の公開もおこないケミレスタウン・プロジェクトの進捗状況をご覧いただきました。

2009年4月14日火曜日

アメリカから大学院生が来訪しました

4月7日午後、カリフォルニア大学ノースリッジ校大学院生のChris Aguillonさんが森教授を訪ねてケミレスタウンを訪問されました。Chrisさんは米国で環境、労働保健を専攻している学生で、環境改善型予防医学をテーマに活動している「ケミレスタウンプロジェクト」に興味を持たれたようです。この日はケミレスタウンの実験棟を見学したり、森教授との討論をとても楽しんでいらっしゃいました。5月にはミネソタ大学の大学院生が1ヶ月の研修に来日する予定で、「ケミレスタウン」も国際的になってきました。

2009年3月31日火曜日

ユニラボの内装が完成しました

 ユニラボ(ユニットラボラトリー・居室ユニットプロトタイプ)の内装工事とその後の空気質測定が終わりました。あとは家具が入れば完成、という状況で、皆様にご覧いただけるのも間近です。
 
今回、プロジェクトが提案しているのは




         ユニラボ1: キッチン


 
ユニラボ2: 寮 


 

             
ユニラボ3: リビングルーム



の3ユニットです。プロジェクトの参画企業と協力し、部材や施工方法を吟味しながら化学物質を低減した居室ユニットを作製しました。一般公開ができるようになりましたらホームページでご案内をしますのでぜひいらして、実際に体感してみてください。

2009年3月13日金曜日

ユニラボ内装工事が始まりました。


ユニラボ(ユニット・ラボラトリー)の内装工事が始まりました。

居室ユニットはそれぞれキッチン、リビング、寮をイメージした内装です。

3月末までに完成し、その後空気測定をする予定です。

改修工事が進んでいます(その4)

テーマ棟環境医学診療科の改修工事は壁面工事に入りました。
石膏ボード、壁紙が貼られています。


2009年3月2日月曜日

改修工事が進んでいます (その3)


 テーマ棟環境医学診療科部分の改修工事は、解体、空気測定が終わり2月23日から内装工事がはじまりました。壁面に断熱材が吹き付けられ、LGS(軽量鉄骨間仕切・壁の下地となり、その上に石膏ボードがはられていきます)とドア枠が設置されました。今回の改修工事は壁面工事が先行し、そのあと床が設置されます。改修工事が完了した後、空気測定を行い、化学物質濃度が十分に低い環境であることを確かめてから、診療科を再開する予定です。日程などがわかり次第、ご連絡していきますのでもうしばらくお待ちください。

2009年2月20日金曜日

セミナー“ケミレス”化学物質を削減した社会作り


 2月18日(水)、財団法人東京顕微鏡院の「第71回食と環境のセミナー」(於:日本橋社会教育会館)で森教授が「シックハウス症候群への予防医学的対応」と題して講演を行いました。

 
 
  今回のセミナーは“ケミレス”化学物質を削減した社会作り~シックハウスへの対応~ということで、森のほかにケミレスタウンプロジェクトに関わってくださっている企業の方たちがシックハウスやケミレスについての企業での取り組みをお話してくださいました。
  
 大変多くの方にご参加いただき、講演後には活発な質疑応答も行われ、内容の濃いセミナーとなりました。セミナーを企画、主催された東京顕微鏡院の方々、お忙しい中、ご出席いただきました皆様、ありがとうございました。



2009年2月10日火曜日

プレハブ棟のベイクアウトをしています

 プレハブ実験棟の空気測定の結果から、実験棟内部から揮発している化学物質の特定はできましたが、施工した壁紙やビニールシートではカバーできないことがわかりました。そこで、プロジェクトではべークアウトという方法でこれらの化学物質を揮発させてしまう実験をしてみることにしました。べークアウトとは一定の時間、室内を高温にして化学物質を揮発させ、その後換気をするという方法で、今回は一日に3回揮発、換気をし6日間続ける予定です。


 一年で一番寒い時期なので、室内を高温にし、建物の躯体まで熱くするのは難しいのですが、ホットドライヤーを発電機とともに借りて試してみました。その結果、狭い室内のせいか45度くらいまで暖めることができました。ベイクアウト後、もう一度測定をし、効果を確かめます。

2009年1月26日月曜日

衆議院議員会館で森教授が講演をおこないました


  1月22日(木)衆議院第一議員会館において森教授が「化学物質:未来世代の体内汚染クライシス~そのメカニズム~」というタイトルで講演を行いました。今回の講演は水循環基本法研究会(共同座長会代表:中川秀直議員)の中間報告において特別講演を依頼されたもので、田中康夫議員の「コモンズとしての水循環のあり方」という講演もありました。多忙な折り、また寒い雨の日にもかかわらず国会議員の先生方50人以上をはじめとして多くの方に来ていただきましたが、未来世代の健康を守るために私たちが今何をするべきか考えていただけたことと思います。このような機会を与えてくださいました水制度改革国民会議の松井先生、稲葉先生に感謝いたします。

2009年1月21日水曜日

三井不動産の方が見学に来られました

 1月20日(火)午後に三井不動産の方13名がケミレスタウンの見学に見えました。残念ながら、テーマ棟の改修工事の都合でギャラリーのビデオなどを作動できませんでしたが、ゲストハウス(戸建型実験棟)を見ていただきました。。「街をつくる仕事」をされている方たちにとってこのケミレスタウンはどう映ったでしょうか。わずかな時間でしたが環境ユニバーサルデザインのコンセプトを少しでも体験していただけたのなら幸いです。

テーマ棟改修工事が進んでいます(その2)

 ケミレスタウンテーマ棟内環境医学診療科の改修工事のため、床、壁、天井部分がとりはずされ、コンクリートがむきだしになっています。これから換気、養生をして2月はじめに空気質測定を実施する予定です。シックハウス症候群など室内環境由来の疾病で受診を希望される方にとっても快適な空間であるように慎重に改修をすすめていきます。

2009年1月15日木曜日

テーマ棟改修工事が進んでいます


 2009年にはいってテーマ棟診療科部分の改修工事が始まりました。設備機器を取り外して、現在は壁などを取り壊しています。ギャラリーの閉鎖などではご迷惑をおかけしていますが、よりよい室内環境をめざしていますので公開までもうしばらくお待ちください。


                                           
 また、プレハブ実験棟B(3棟のうちの真ん中部分)では、実験棟Aとは違うガスバリアシート(シュペレンシート)を貼る工事をしています。このシート貼付後、再度この実験棟室内空気測定をする予定です。
 この工事と併せて、プレハブ実験棟内装などシックハウス症候群をひきおこしにくい居室ユニット作製についてもうち合わせが進んでいます。

2009年1月9日金曜日

冬の測定がはじまりました


戸建型実証実験棟は季節毎に気中濃度を測定しています。冬の測定として1月8,9日に各実験棟2カ所づつと外気の測定を始めました。この測定は東京都健康安全研究センターのご協力のもとに24時間空気捕集をおこない、VOC、アルデヒド類、SVOCの116物質を分析するものです。 また、同時にプレハブ実験棟の室内空気質測定も行っています。