2012年3月28日水曜日

ソーラーデカスロンにケミレスが参加しています

皆さん、こんにちは。「ソーラーデカスロン」って聞いたことありますか?「ソーラー」は太陽のこと、「デカ」は「10」という数のこと。「トライアスロン」はご存知ですよね。自転車、水泳、マラソンの3種競技です。ソーラーデカスロンは、太陽エネルギーのみを使って生活する住宅を建てて、10項目について競う学生たちの国際的な大会のことです、というか、だそうです。私もまったく知らなかったのですが、千葉大学がこのソーラーデカスロンに今年初出場し、一次審査は通過したのでこの夏スペインのマドリッドで開催される本大会に出場するのです。

3月28日には、千葉大学の本部事務局で記者会見が開かれ、ケミレスの責任者の森も主催者側の真ん中に「チン」と座っていました(画像)。これまで日本からはこの協議にどの大学も参加していなかったそうです。今年たまたま千葉大学工学部の学生たちが出場しよう、となった時、いったいどこの企業が組んでくれるのか?という問題が持ち上がりました。しかし、工学部の大学院生で、ケミレスタウン・プロジェクトでも特任助教としてお手伝いしてくれている花里が、「そういえば、ケミレスには積水ハウスさんがいる」と気づき、お話を持ちかけてとんとん拍子に一緒に参加していただくことに決まりました。


ケミレスがきっかけとなったソーラーデカスロン出場、というわけです。積水ハウスさんの全面協力のもと、ケミレス関係ではクリナップさんもキッチンをご提供くださり、素晴らしい家「OMOTENASHI HOUSE」が出来上がりました。ご興味のある方はJR西千葉駅近くの千葉大学正門入ったところにありますので、見に来てくださいね。NHKの関東版でも報道されたので、ご覧になった方もあるかもしれません。

屋根の上には太陽光パネルが一面に貼られ、室内はLEDの光で満ちています。千葉大学園芸学部で作られた植物工場の小型版が導入され、畳が壁に使われたり、縁側が広くとってあったりと、なかなかユニークです。

とにかく、千葉大学にとっても明るい話題ですので、ぜひぜひ今年はマドリッドで盛り上がって、グランプリを獲得して帰ってきていただきたいと願っております。今年はスペイン・ブームを巻き起こしたいですね。オーラ!(戸高)

2012年3月13日火曜日

3月12日

今日はとても良い天気でした。ガラス戸の内にいる限りは暖かく、薄いセーター一枚で十分なくらいでした。ただ、冷たい風が強く吹いていて外に出る時にはコートが必要でした。ケミレスタウンの梅がとてもきれいに咲いています。ピンクの梅はほぼ満開です。遠く離れていても、梅の花独特の甘酸っぱい香りが漂ってきます。暖かい日にはぜひケミレスタウンにお立ち寄りください。

今日はもう一つニュースがあります。
朝、ケミレスのスタッフSがテーマ棟1階のガラス窓にぶつかって下に落ちていたカワセミを2羽見つけました。1羽はすでに死んでおり、もう1羽はまだ生きていました。それで、Sは生きている方を拾ってきて箱に入れてしばらく様子を見ていたのです(画像)。

この辺りにはカワセミが多いのですが、以前もカワセミがガラスにぶつかって死んでいました。スズメや名前も知らないきれいな瑠璃色の羽を持った鳥がぶつかって死んでいるのを見たこともあります。ガラス張りの建物は人間の目にはとてもきれいですが、鳥にとってはまるで悪い魔法のような、透明な壁でしょうね。

昔小学校低学年の頃、校長先生が、「スズメの学校の校長先生とお話をしたら、みんながあんまりきれいに窓を磨くので、スズメの子どもたちが窓にぶつかって困る、と言っていました。それで私は、卵の殻のヘルメットをかぶるように勧めました」とおっしゃったのを聞いて、まだ純粋で疑うことを知らなかった私はスズメが卵の殻のヘルメットをかぶっているのを想像し、「スズメってすごいんだー」と思いました。ガラスにぶつかる鳥を見るたび、その時の校長先生のお話を思い出します。

Sが拾ったカワセミは、一人でも飛び立ちそうもなかったので、近くの千葉県指定の動物病院に保護してもらいました。無事けがが治ってまた広い空を飛びまわれると良いのですが。

2012年3月1日木曜日

ケミレスタウンの白樺 ①

ケミレスタウンの中に姿のきれいな白樺の木が一本、スッと立っています。
近くで見ると、繊細な枝に赤茶色の硬い芽がたくさん出ていて、芽吹きの準備をしているのがよくわかります。
この白樺の木の奥に見える建物の1階に、「ケミレス・ギャラリー」があります。
どうぞお気軽に、ケミレス・ギャラリーの見学においでください。
スタッフ一同、お待ちしております。

ケミレス・ギャラリー 長谷川